手紙 虐 (冒頭、内容)

★手紙  虐

先ずはイジメというもの。
まだ何も解決はできていないだろ?
だが、これも人の問題だ。

同じ立場の同じ状況下でも
イジメる人と、イジメない人がいて、
同じ立場の同じ状況下でも
イジメられる人とイジメられない人がいる。

イジメ、ハラスメント…など。
先に話した「嘘」は加害者側の本人の方が100%判っていることだが、それとは違い、加害者本人も「どこからがそれに当たるのか?」が解りにくく、被害者側の「相手基準」が100%にもなるため、ここに難しさがある。

だがコレを難しいと言って逃げてはいけない。必ず解決策はあるし、やり方はまあまあ見えている。

俺にとっては次の課題の「忖度」の方が難しいことだと思っているから。
何故なら更に第三者基準が入るからな。

さてと、それでもナカナカ厄介なのがイジメ問題だ。
「殺人はダメ!」「嘘はダメ!」「イジメはダメ!」と言って無くなるのなら苦労はしない。

でもこれらは同じではない。
本人の自覚があれば、「ダメ!」と言ってあげて本人がそれをやめればいいが、「嘘」と違い「イジメは相手基準」
細かく言えばとても難しいだろ?

だが、こう考えると嘘とは簡単だろ?
しかも嘘も一つのイジメだからな。

ならば撲滅させる順序も解ってくるだろう?
自殺対策にしても。イジメが絡むものもある。

もちろん同時進行でもよい。できることから。分かることから。
俺たち人々は、何からやるべきか。

俺にも考えはある。
あなたも考えてみてほしい。

決して「関わらないこと」が本当の正解ではないということだけはわかっている。

★★イジメの入り口にあるもの

過去を問われず
過去から簡単に逃げられるというのなら 悪いことは繰り返される。
逃してあげるべき人は、自ら反省を言える人。
そして、明るく正しい方向に成長できているかどうかさ。

された方はとてもよく覚えている。
金を貸した方は忘れないようにな。

犯罪は捕まったから罪となるわけではない。
心の成長が有れば、「あれは罪だったんだ」と気付けることになる。

☆さてと、「イジメの報いに関して」も、「イジメられた側への話」と「イジメた側への話」は違う。最終的には両側の内容を理解してもらうことにはなるが、報いのスタートが違う。

◆内容例 (抜粋)


…だが、心配するな、君をイジメた記憶は必ず思い出させられるところにある。

そこに報いをかけていく。

ちゃんと謝らせるところにもっていけるかどうか、約束はできないが、心に報いを、そしてもう一つね。

だが、その前に話しておきたいことがある。
もし「された君がそれ(イジメ)を誰かに繰り返す」としたら? だ。
君がイジメられたのと「同じことを誰かにしたら、それは“とても強いイジメ”になる。何故なら君はやられた側の気持ちを経験しているから」だ。
そう、君は動物レベルではないイジメをすることとなるからだ。

もし君が誰かに「同じこと」をやってしまった時、被害者から加害者になり、犯罪者になる。
そして、その犯罪のやり方を君に教えてくれたのは…あの頃イジメた側の奴であり、そいつが君の先生となり、オマエの師匠で、感謝しなくてはならない相手になる。
感謝された方は…
分かっているとは思うが、無意識にもやってしまわぬよう、覚えておいてくれ。

◆結果結論

☆☆☆
世界が起こした戦争で自分の人生を終わってしまうとしても、はたまた誰のせいにもできない平和の中で自分の人生が終わるとしても、最期には、今まで出会った一人一人と「ケンカをしてない状態で死んで行くのが一番良い人間の人生ではないか」と思う。
(「5人に惜しまれていながら、3人に恨まれたままで死んでいく」よりも、「誰にも恨まれずに死んでいくこと」を、まずは大事にしてほしい。それは難しいことではないはずだから。俺の言ってるのは「罪の意識と被害者に対して逃げずに向き合ったかどうか」だからさ。…もっと言えば誠意のことさ。)

顔を合わせていない関係下では、時間は特に解決してくれなくなるものだと思うぞ。
心に手を当てれば何かあるのなら…一言でも準備しておくことから。

O.s

イジメの入り口にあるもの